立ち向かう振りの妄想癖

読んだ本の感想を雑に放ります(ミステリ多め)。超不定期更新です。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『ぼくのメジャースプーン』 辻村美月

内容(amazonより引用) 「書き終えるまで決めていたのはただ一つ、<逃げない>ということ。――私の自信作です」――辻村深月 ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった――。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼な…

『楽園とは探偵の不在なり』 斜線堂有紀

内容(amazonより引用) 二人以上殺した者は文字どおり地獄に堕とされる世界。探偵の青島を常世島で待っていたのは、起きるはずのない連続殺人事件だった 楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA) 作者:斜線堂 有紀 早川書房 Amazon 感想(ネタバレなし) ※…

『流』 東山彰良

内容(amazonより引用) 一九七五年、台北。内戦で敗れ、台湾に渡った不死身の祖父は殺された。誰に、どんな理由で? 無軌道に過ごす十七歳の葉秋生は、自らのルーツをたどる旅に出る。台湾から日本、そしてすべての答えが待つ大陸へ。激動の歴史に刻まれた一…